白ワインのぶどう品種一覧14選!

今日は、白ワインのぶどうの種類についてご紹介します。
目次
- 1 白ワインのぶどう品種一覧
- 1.1 シャルドネ(Chardonnay)
- 1.2 ソーヴィニヨン・ブラン(Sauvignon Blanc)
- 1.3 リースリング(Riesling)
- 1.4 ピノ・グリ(Pinot Gris)
- 1.5 ミュスカデ(Muscadet)
- 1.6 トロンテス(Torrontes)
- 1.7 甲州(Koshu)
- 1.8 ヴィオニエ(Vinognier)
- 1.9 セミヨン(Semilon)
- 1.10 シュナン・ブラン(Chenin Blanc)
- 1.11 ゲヴュルツトラミネール(Gewurztraminer)
- 1.12 ルーサンヌ/マルサンヌ(Roussanne/Marsanne)
- 1.13 シルヴァネール(Sylvaner)
- 1.14 ミュスカ(Muscat)
- 2 まとめ
白ワインのぶどう品種一覧
シャルドネ(Chardonnay)
「白ブドウの女王」とも呼ばれ、世界中で栽培されている白ブドウの代表品種。
品種による香りはおとなしい。
熟成にともない色調は黄色に変化し、
酸味と果実味が落ち着いてもったりとした味わいになる。
ワインの特徴
樽を効かせる場合が多い。
ヨーグルト、ナッツ、バニラ、スモークの香り。
きれいな酸味を持つ肉厚な味わい。
色調はゴールド。
主な産地
◆フランス/ブルゴーニュ
◆アメリカ/カリフォルニア州
◆オーストラリア、チリ、南アフリカなど
ソーヴィニヨン・ブラン(Sauvignon Blanc)
青みを帯びた香りが特徴だが、
温暖な産地では、リンゴや洋ナシの甘酸っぱい香りに、
さらに温暖になるとトロピカルフルーツの香りが出てくる。
熟成とともに色調は濃い黄色に変化し、
まったりとした味わいになる。
ワインの特徴
青草、レタス、柑橘類の皮、ハーブの香り、青っぽい酸味があり、
果実味の濃さにかかわらずすっきりとした飲み口に。
色調は透明感の強い黄色。
主な産地
◆フランス/ボルドー、ロワール
◆ニュージーランド
◆チリ
◆オーストラリア
◆アルゼンチン
リースリング(Riesling)
酸味と甘み、果実味のバランスが味わいの決め手となる品種。
ドイツやフランスのアルザスをはじめ、各国で辛口から極甘口タイプまで造られている。
極甘口の色調は黄色。極甘口以外は早飲みタイプが多い。
ワインの特徴
生ゴムから白い花へと変化する香りやリンゴ、レモンの香り。
からみつくような酸味と甘味、果実味をもつ。
色調は緑がかった薄いレモンイエロー。
主な産地
◆フランス/アルザス
◆ドイツ
◆オーストラリア
◆ニュージーランド
ピノ・グリ(Pinot Gris)
灰色がかったピンク色の果皮をもつグリ品種。
フランスのアルザスでは豊かなボディのワインとなり、
イタリアでは軽やかな味わいとなる。
早飲みタイプが多い。
ワインの特徴
ミネラル、スパイスの香り。
シャープな酸味があり、スムーズな口当たり。
色調は透明度の強い薄い黄色。
主な産地
◆フランス/アルザス
◆イタリア
ミュスカデ(Muscadet)
シュール・リーが行われることが多く、イーストの香りはこの製法によるもの。
フレッシュで軽やかな味わいが特徴で、早飲みタイプが多い。
ワインの特徴
イースト、グレープフルーツの香り。
軽やかな酸味と果実味をもつ。
色調は軽く緑がかった薄い黄色。
主な産地
◆フランス/ロワール
トロンテス(Torrontes)
アルゼンチン独特の白ワインの味わいを確立した主要品種。
マスカットに似たニュアンスのフルーティな香りと軽快な酸味をもち、
早飲みタイプが多い。
ワインの特徴
フルーティな香り。
時間経過ですぐに消える酸味があり、飲みやすい味わい。
色調は透明。
主な産地
◆アルゼンチン
甲州(Koshu)
日本を代表する品種。早飲みタイプが多い。
香りや味わいが穏やかで個性に乏しいとされ、大半が甘口であったが、
近年品質が向上し多彩な辛口ワインが生まれている。
ワインの特徴
青草、メロンの香り。
軽い酸味と果実味の軽やかな味わい。
色調は透明度の強い薄い黄色。
主な産地
◆日本/山梨県甲州市勝沼
ヴィオニエ(Vinognier)
コート・デュ・ローヌのほか、
世界各地でも栽培されている。
「クリスピーな」と表現される、
乾いたニュアンスのほのかな酸味をもつのも特徴。
熟成にともない色調はゴールドになり、
粘性が強くなる。
ワインの特徴
キンモクセイの華やかな香り。
やわらかくモチッとした味わい。
色調は黄色。
主な産地
◆フランス/コート・デュ・ローヌ
◆フランス/ラングドック
セミヨン(Semilon)
ボルドーのソーテルヌやグラーヴの主要品種で、
貴腐ワインの原料ブドウとしても有名。
酸味と果実味は控えめ。
辛口の場合、単体で造られることは珍しく、
ソーヴィニヨンブランとのブレンドが一般的。
ワインの特徴
メロン、イチジクの香り。
フルーティで辛口でも甘口でも思い味わい。
色調は薄い黄色。
主な産地
◆フランス/ボルドー
◆オーストラリア
シュナン・ブラン(Chenin Blanc)
辛口から遅摘みや貴腐による甘口まであり、
辛口でも蜂蜜のような甘い花の香りとフルーツフレーバーにより、
余韻に甘みを感じる味わいとなる。
早飲みタイプが多いが、一部は熟成にともない粘性が強くなる。
ワインの特徴
黄桃、スパイス、フローラルの香り。
まったりとして尾を引く味わい。
色調は透明感の強い薄い黄色。
主な産地
◆フランス/ロワール
ゲヴュルツトラミネール(Gewurztraminer)
華やかなライチの香りで、すぐにゲヴュルツトラミネールのワインだと判別できるほどの
はっきりとした個性を持つ。
極甘口のデザートワインを除き、早飲みタイプが多い。
ワインの特徴
ライチ、パイナップルなどの甘いフルーツの香り。
酸味は少なく重めで、軽い苦みをともなう。
色調は緑がかかった黄色。
主な産地
◆フランス/アルザス
◆ドイツ
ルーサンヌ/マルサンヌ(Roussanne/Marsanne)
コート・デュ・ローヌの主要品種。
ふたつをブレンドすることにより複雑な味わいのワインとなる。
熟成にともない色調は黄色が濃くなり、ねっとりした個性的な味わいに。
ワインの特徴
ブレンドされることが多い。
ハーブティ、スパイスの香り。
しっかりとした酸味をもつ。
色調は黄色。
主な産地
◆フランス/コート・デュ・ローヌ
シルヴァネール(Sylvaner)
ドイツのフランケン地方の辛口白ワインが有名。
酸味の強いワインとなることが多く、早飲みタイプが多い。
フランスのアルザスではフルボディのワインが造られる。
ワインの特徴
樽を効かせる場合が多い。
石灰、木の香り。
酸味は強めで、まったりとした味わい。
色調は透明感の強い薄い黄色。
主な産地
◆ドイツ
◆フランス/アルザス
ミュスカ(Muscat)
世界中に多くの親戚品種があり、
マスカットファミリーとも呼ばれる。
辛口、甘口、極甘口とも、軽やかな味わいと甘みのある香りが特徴で、
早飲みタイプが多い。
ワインの特徴
蜂蜜、アプリコットの甘い香り。
酸味が甘みと調和することでスムーズな味わいに。
色調は黄色。
主な産地
◆フランス/アルザス
◆イタリア/ピエモンテのアスティ
まとめ
白ワインは産地によって酸味の強さやニュアンス、
果実味の厚みが変わりやすいことが特徴です。
同じブドウ品種を使ったワインであっても、作られた場所によって
「これが同じブドウ!?」なんて、驚くこともしばしばです。
ちなみにみみりんはアルザスのリースリングが好きです!
皆さんも産地違いのブドウ品種を飲み比べをして楽しんではいかがでしょうか。
Amazonソムリエが凄い!
ところで、みみりんはアマゾンのソムリエさんにワインを良く紹介してもらいます!電話一本でAmazonソムリエに相談。
簡単で凄い!

Amazonソムリエの厳選ワインストアも
ソムリエ厳選ワインや、シーン別に人気のワインがまとめられているアマゾンのワインストアもあるのでぜひ見て下さい!






この記事が気に入ったら
いいねしよう!
最新記事をお届けします。
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。